【インタビュー】一般社団法人出雲青年会議所 第66代理事長 森山恵介
わんぱく相撲にかける思い
私は野見宿禰わんぱく相撲大会出雲場所を通して、未来の宝である子供たちが困難に挑戦する勇気、負けることの悔しさ、相手を慮る心といった人間の根幹となる力を育み、自分の力で未来を切り開く力を身に着けてほしいという思いで運営を行っています。
出雲にとってわんぱく相撲の意義
相撲の起源は、日本書紀の垂仁天皇七年七日条にある當麻蹴速(たいまのけはや)と野見宿禰の力比べだと言われています。この野見宿禰は出雲大社宮司である出雲国造家の祖先にあたる人物とされています。
他にも古事記には、国譲りをかけてタケミカズチとタケミナカタが稲佐の浜で行った力比べの神話があり、これを相撲の起源とする説もあります。どちらも出雲が深く関わっていることから、「出雲は相撲発祥の地」と言われています。
このような地域の伝承に触れ、子供たちが出雲へ愛着を持つきっかけとなって、地域の文化・伝統に目を向けるようになることが、わんぱく相撲大会出雲場所の一つの意義だと考えています。
参加者へのメッセージ
今年度も男子、女子ともに4年生から6年生の成績優秀者は全国大会に出場できます。
勇気を出して挑戦し、全国の友達と心・技・体をぶつけ合い、大切な思い出を作ってほしいと思います。出雲青年会議所はそのために全力でサポートして参ります。
まずは友達と一緒に野見宿禰わんぱく相撲大会出雲場所に参加してみてください。その勇気があなたを必ず成長させてくれます。
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