【インタビュー】一般社団法人出雲青年会議所 第65代理事長 山崎英樹
わんぱく相撲は自分の心の土台
私が小学生のとき、父に連れられてわんぱく相撲大会出雲場所に出場しました。自分より体の大きな相手とぶつかった相撲大会で、投げ飛ばされて泣いている私を、相撲大会を設営していた青年会議所の皆様や、まわりの大人の方々からの応援や、大きな声で励ましていただいたことを、今でも強く覚えています。その時に感じた嬉しさや、応援してくれた大人の方々の優しさへの憧れは、私の大切な思い出です。
相撲を通じて行う青少年育成
相撲発祥の地である出雲で、出雲大社神苑相撲場という素晴らしい舞台で、「野見宿禰わんぱく相撲大会出雲場所」は、多くの方々の応援のもと、2015年から始まりました。
相撲には子どもたちの成長に必要な要素が多く含まれています。相撲は礼に始まり礼に終わります。相撲を通じて、礼節や相手に立ち向かう勇気、勝負の楽しさと悔しさ、応援に対する嬉しさなど、日常生活では行えない体験を子どもたちにたくさんして欲しいと思っています。
勇気を出して、挑戦することの大切さ
相撲というのは、日本の国技でありますが、なかなか日常生活の中で相撲を取る機会というのは、そう多くはないのではないかと思います。やったことの無いことに挑戦するのは不安だったり、迷ったりすることもあると思います。でも、勇気を出して、挑戦してみる。負けても勝っても、まずは一歩踏み出してみないと進まない。勇気を出して挑戦する、それが人が成長するためにとても大切なことだと思います。
参加者の皆様へのメッセージ
今年度は男子全国大会に加え、女子全国大会にも出場します。4~6年生の男女成績優秀者(各1名)は全国大会の出場することができます。
この相撲大会が子どもたちの心に残るような大会になること、そして子どもたちの健やかで伸びやかな成長の場となるよう、出雲青年会議所はしっかりサポートしていきたいと思っています。皆様の多くのご参加、お待ちしています!
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